まつど地域活躍塾2024_詳細のご案内

まつど地域活躍塾とは

住むだけの街を、人生楽しむ街に変える
まつど地域活躍塾は、
松戸をより暮らしやすく魅力的な街にするために、
地域で何かに取り組みたい、
と考えている方のための塾です。

今、松戸市内にはあなたの力を
必要としている場所がたくさんあります。
ご自身の経験やスキルを活かして、
より良い街づくりに携わってみませんか?

この塾を通して、
地域で活躍する一歩がきっと見つかります。

市長からのメッセージ

東京都に隣接する本市は、高度経済成長期には、首都東京の住宅需要の受け皿として、新しい市民が移り住み、現在、人口約50万人を有する成熟した生活都市となりました。
昨今、少子高齢化や単身世帯の増加、社会的孤立など、様々な分野の課題が絡み合って「複雑化」「複合化」しており、人々が暮らしていく上で、人と人とが共に助け合い、支え合う社会をつくっていくことが大変重要であると考えております。
そのような中で重要になってくるのが、市民の皆様の力です。
地域における課題について行政が全力で解決に取り組むことはもちろんのことですが、松戸に関わる皆様が、自らの力で地域の課題に対する解決方法を考え、行動していく「地域力」を培っていくことが、今後持続可能なまちづくりを行っていく上で重要となります。すでに松戸市内では、町会・自治会、ボランティア、市民活動団体などが、地域課題を解決するため、幅広い分野で活発に活動を展開しております。
このような活動をより一層拡げていくため、市では2017年に「まつど地域活躍塾」を開講いたしました。これまでに約210名の方が修了され、受講者一人ひとりがまちづくりの主役として、ご活躍いただいております。当塾では、地域活動をテーマに、講義形式で学び、市内の町会・自治会、NPO等の活動現場で実際に活動を体験することができます。
ぜひ、皆様に受講していただき、地域でのつながり作りや市民同士の支え合いに役立てていただくことで、「地域力」の強い松戸を共に創出していきたいと考えています。
令和6年5月 松戸市長 本郷谷 健次

開催場所

新松戸市民センター
新松戸市民活動支援コーナー
松戸市新松戸3-27 新松戸市民センター3階
(JR新松戸駅下車 徒歩10分)
まつど市民サポートセンター
まつど市民活動サポートセンター
松戸市上矢切299-1 総合福祉会館内
(松戸駅よりバスで10分程度。松戸駅西口京成バス1番「市川駅」行き、バス停「浅間台」下車)

カリキュラム

第1回:*オリエンテーション/「松戸のいまを知る」~地域社会の変化と市民活動の関わり~

① 6/25(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター

講師プロフィール

阿部 剛さん
・まつど市民活動サポートセンター センター長
・特定非営利活動法人まつどNPO協議会 理事

高校3年の時、父親の事故により生活が180度変わる経験をしたことから、生きづらさを抱えて生きる人たちに関心を持ち、学生時代から子どもや若者が社会で自立できる社会づくりの活動に携わる。現在は地域で活動する方々の中間支援に携わる他、高齢者の暮らしを地域で支える生活支援コーディネーターの役割を担っている。また自身が代表を務める団体にてユースワークを実践するなど、ローカルな現場と中間支援の立場を往復しながら活動中。

第2回:「もしも」に備えて「いつものつながり」を作る町会自治会

② 7/9(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

神田 正昭さん
・岩瀬自治会 会長

第3回:地域共生社会を目指した松戸の取り組み

③ 7/23(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

松戸市地域共生課

地域共生課では、地域共生社会の実現に向けた取り組みのひとつとして、市民の誰もが参加でき、ゆるやかなつながり(人や地域と関わるきっかけ)を持つことにより地域の中での孤立を防止し、社会とのつながりを作る事を目的とした多世代まるごと居場所づくり「まつどDEつながるステーション」の創出を地域の皆様と一緒に進めています。
現在、13地区で実行委員会が立ち上がり、その内11地区ではバラエティーに富んだ活動がスタートしています。

講師プロフィール

松村 大地さん
・一般社団法人Mi-Project 理事長

「つながりを通じて、人が輝き、人に優しくなれるまつどへ」をビジョンに掲げ、まつど暮らしの保健室や鉄塔の下の倉庫を展開し、医療介護等専門職や地域住民、子どもや高校生たちと共に相談機能やあそびの中での役割ある場づくりを実践している。
その他、特定非営利活動法人まつどNPO協議会理事、NPO法人MamaCan理事、理学療法士

第4回:子どもと子育てを地域で支える実践から

④ 8/6(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

山田 美和さん

・NPO法人MamaCan 理事長
・まつどでつながるプロジェクト運営協議会 代表

松戸育ち、高1・中3・中1の3人の男の子と3匹の猫の母。独身時代はウェディングプランナーとしてキャリアを積み、妊娠出産を機に専業主婦に。2013年、キャリア時代とのギャップに悩んだ経験から、育児を頑張るママたちもキャリアを生かし女性として輝いてほしいと考え、母親支援の活動をスタート。
2016年に法人化した「NPO法人MamaCan」は、母親自ら運営する当事者団体で、のべ2000人の会員が所属している。個人としては、2019年に「国家資格キャリアコンサルタント」を取得し、女性の就労&起業相談にも着手している。

講師プロフィール

髙橋 亮さん

・こがねはら子ども食堂代表
・まつど子ども食堂の会代表
・千葉県子ども食堂連絡会代表
・とうかつ草の根フードバンク(TKF)事務局長
・認定NPO法人Matsudo子どもの未来へWithus 代表理事
・「松戸市子どもの学習支援事業」コーディネーター

子ども食堂を原点に地域で大人が関わることによって取りこぼされる子どもを一人でも減らしていく活動をしています。
TKFでは食料を必要とする家庭に食支援を通した繋がりから孤立を防ぎ必要な支援に繋げます。With Us は市内全ての小学校区に子どもの居場所を作る為の支援を行うと共に北松戸駅前で10代のフリースペースを運営しています。また、市内の他団体とともに「こどもにやさしまち、まつど」キャンペーンを推進しています。

第5回:実地体験オリエンテーションとマッチング

② 8/27(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター

実地体験先の団体

認定NPO法人外国人の子どものための勉強会/NPO法人子どもっとまつど/NPO法人さんま/NPO法人MamaCan/NPO法人さわやか福祉の会松戸くらしの助っ人/NPO法人まつどNPO協議会/NPO法人松戸市障害者団体連絡協議会/NPO法人人材パワーアップセンター わくわくストレッチクラブ/一般社団法人銀座環境会議/一般社団法人Mi-project/クロダマハウス/グローバルコミュニティーまつど/こがねはら子ども食堂の会/関さんの森を育む会/とうかつ草の根フードバンク/松戸里やま応援団/まつどゼロウェイスト/まつど地域活躍塾つながりの会/まつどでつながるプロジェクト運営協議会/岩瀬自治会/紙敷中内薄浦町会 など
※各団体紹介はこちら

第6回:高齢者が元気に地域で過ごすための暮らしづくり

⑥ 9/10(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール
松戸市高齢者支援課
高齢者支援課では、介護予防に資するグリーンスローモビリティの活用や、元気応援くらぶ(通いの場)・シニアクラブ(老人クラブ)への補助、都市型介護予防モデル「松戸プロジェクト」での介護予防効果の研究などの各種事業を行っています。高齢者の皆様が元気に地域で過ごすことができるように、高齢者の社会参加の促進や介護予防の推進に取り組んでいます。

講師プロフィール

中村 貴憲さん
・八ヶ崎落語研究会
・介護福祉士/介護支援専門員

認知症の知識や介護予防について、笑いを交えてアドバイスする講座や落語会を、市内各地で実施しています。 「高齢者の元気応援キャンペーン」協賛団体として、通いの場の運営を応援しています。

第7回:障がいがある中で今このまちに暮らす

⑦ 9/24(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

新井 丈晴さん
・ユニバーサル・ピア 代表
・松戸ディスクゴルフ体験クラブ 代表

私は脳性麻痺という障がいを持ちながら、障がい者理解活動や、当事者だから社会に発信できることを大切にしています。松戸特別支援学校卒業後様々な活動を通して、障がい者を取り巻く社会はまだまだだなー。と思う点が多いと感じてます。当日は皆さんとともに障がいを持つ方々を含む共生社会のあり方を一緒に考えられたらと思います。よろしくお願いいたします。

講師プロフィール

菊田 陽子さん

・松戸市障害者団体連絡協議会 理事長
・松戸市肢体不自由児者父母の会 会長

二人の子どもを育てながら(もう二人とも成人しましたが、第一子の息子が肢体不自由と知的障害をあわせもっています)さまざまな団体での役員活動を通して、みんなの声を束ねることや、イベントを企画したりすることを「楽しい!」と思っているうちに、また別の団体の役員に呼ばれて…みたいなことを繰り返し、気付いたら今の肩書きをいただくことになっていました。団体活動の楽しさや難しさも皆さんと共有しつつ、障害者についての理解を緩く柔らかく深めていただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

第8回:外国にルーツをもつ人が日本で生きるということ

⑧ 10/12(土) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

上村 カルロスさん
・NPO法人AMIGO PROJECT 代表

ペルーで生まれ、中学校2年生で来日。経済的に困難な状況で、アルバイトしながら好きな仕事を見つけた。現在は日本とペルーの架け橋として旅行会社に勤務。また、ペルー人の仲間とNPO法人AMIGO PROJECTを立ち上げ、代表を務める。TBS「世界比べてみたら」などテレビにも出演中。
講師プロフィール

松戸市国際推進課

国際推進課は、姉妹都市であるオーストラリア・ホワイトホース市をはじめ、ドミニカ共和国・コンスタンサ市やアメリカ合衆国・サンタクラリタ市などの海外都市と国際交流を通じ国際親善に貢献しています。また、日本人市民と外国人市民がさまざまな価値観を認め合いながら、共に安心して生活できるよう、多言語での情報発信や異文化理解の機会を創出するなど、市内の多文化共生の推進を図っています。

講師プロフィール

グローバルコミュニティまつど

外国人も日本人も色々なルーツを持つ人も、大人も子どもも、誰でも仲良く楽しくいきいきと過ごせる松戸にしたい。みんなの得意をシェアしながら学ぶイベントを担当チームが企画実行しています。

第9回:身近な環境アクション~みんなで考える未来のまつど~

⑨ 10/26(土)13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール

平野 将人さん
・一般社団法人銀座環境会議 代表理事

大学卒業後、ビール会社で営業を経験。カンボジアで農村開発、 子ども支援に従事ののち、英国大学院留学を挟んでラオスで農村開発に従事。 18年帰国後社会的養護の子ども支援NPOを経て、19年に銀座環境会議を設立。 21年4月に松戸初の、22年6月に柏市初の市民発電所を設置。その後それぞれ第2号も設置。松戸市常盤平団地在住で、自治会役員、民生委員、 学習支援、子ども食堂他の地域活動に関わっています。
講師プロフィール

佐藤 誠さん
①NPO法人さんま
②メイク松戸ビューティフル
③まつどゼロウエイスト
④SDGsノウエン
⑤Matudo Centralpark Keepers
⑥きたまつどごみぜろくらぶ

①樋野口こども館にて遊び体験のお手伝い、「さんまの家」、「子育てつながるセンター co-no-mi」の御手洗い清掃。②月二回松戸駅周辺の街頭清掃、SDGsプラットフォームに参加。③生ごみ堆肥化推進、環境問題に関わる映画の自主上映、SNS上のゴミゼロ運動啓発。④農業体験、水田復活プロジェクト参加。⑤松戸中央公園を第二第四土曜に清掃しています。⑥月一回、北松戸の公園を起点に駅を経由し、近隣の公園までのルートのゴミ拾い活動 など、市内の様々な団体や場所で活動をしています。
講師プロフィール

小林 美紀さん
・循環する暮らしを愉しむ会 代表
・GiveChildrenSmile Projec 代表
・松戸市環境審議会委員
・LFCコンポストアドバイザー

第10回:実地体験の振り返り/地域の課題を見える化する手法を学ぶ

⑩ 11/12(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター

講師プロフィール

まつど市民活動サポートセンター コーディネーター

第11回:自分の関心テーマを深堀してこれからの一歩を見つける

⑪ 11/26(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター

講師プロフィール

まつど市民活動サポートセンター コーディネーター

第12回:*まつどみらいカイギ2024

⑫ 12/7(土)  @まつど市民活動サポートセンター

登壇者

まつどみらいカイギ参加プレゼンターの皆さん

第13回:協働のまちづくり/想いから事業へ、そしてその先へ

⑬ 12/17(火) 13時半~16時半 @新松戸市民活動支援コーナー

講師プロフィール
松戸市市民自治課
市民自治課ではまつど市民活動サポートセンターをはじめ、市民センター、市民交流会館(すまいる)などの公共施設の運営や、地域で活躍する人材を育成する「まつど地域活躍塾」の運営をはじめ、市民活動団体や町会・自治会の活動支援など市民生活に密接した業務を行っております。地域の皆さまとの連携を大事にしながら、快適な生活環境づくりと地域力向上に繋がるよう取り組んでおります。
講師プロフィール
 

二村 嵩園(たかえ)さん

・子ども居場所 さくら広場 代表
・自家焙煎珈琲豆販売店 サクラパルティ 代表
・子ども食堂「こむすびキッチン」運営スタッフ
・やきり子育てカフェ つむぎ 運営スタッフ
・矢切地区 民生委員主任児童委員

東京で十数年会社員勤務後、子どもの居場所をつくりたい!と思いたち2017年松戸駅近くに賃貸物件を借り「さくら広場」をはじめました。その居場所の維持のために2019年クラウドファンディングで自家焙煎珈琲豆販売店「サクラパルティ」をスタート!その他、出会った子ども達と一緒にできる事をしていきたいと色々なことにチャレンジしています。

第14回:地域を市民活動をつなぐコーディネーターの役割

⑭ 1/14(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター

講師プロフィール

阿部 剛さん
・まつど市民活動サポートセンター センター長
・特定非営利活動法人まつどNPO協議会 理事

高校3年の時、父親の事故により生活が180度変わる経験をしたことから、生きづらさを抱えて生きる人たちに関心を持ち、学生時代から子どもや若者が社会で自立できる社会づくりの活動に携わる。現在は地域で活動する方々の中間支援に携わる他、高齢者の暮らしを地域で支える生活支援コーディネーターの役割を担っている。また自身が代表を務める団体にてユースワークを実践するなど、ローカルな現場と中間支援の立場を往復しながら活動中。

第15回:*修了式/自分×地域プレゼン

⑮ 1/28(火) 13時半~16時半 @まつど市民活動サポートセンター